紫式部の父は漢詩で一転、年収約4倍増の2600万円へ 平安貴族人事ドラマの明と暗2024/5/11 11:00New源氏物語を書いた紫式部の父、藤原為時には、得意の漢詩による出世の説話がある。貴族の人事異動にあたる「除目(じもく)」の際に詠んだ一編の漢詩が天皇の心を動かし、当初は最下格国の淡路国守(あわじのくにのかみ)だった任官が、最上格国の越前国守に変更された-というのだ。為時のよ…